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田舎の雑多な日々

自身のタイムラインで話題になり気になった事や趣味の事をつらつら

とある朝

朝はだいたい4時半起床です。

猫に叩き起こされます。

 

猫に餌をやり、ちょっとボーっとしてから朝ごはんの準備を始めるのですが

その流れに中にiPodで音楽を聴くというルーティンが組み込まれています。

ランダム再生なので何から始まるかはわかりません。

 

そのランダム再生…昨日はbette midlerのThe Roseでした。

その次に流れたのがjanis joplinのMove Over。

なんて恐ろしい流れww

朝からちょっと目が潤みましたw

さすがに次はまったく関係のない別のアーティスト曲でしたが。

 

ジャニス・ジョプリン

中学にあがったくらいの頃。

当時私は尾崎豊にどハマりしていました

そんな私を見ていた父が

「尾崎も悪くはないが本物の魂の歌声を聴きたくはないか?」

そう言って一枚のLPを取り出しました。

 

 

それがこのアルバム。

英タイトルは I Got Dem Ol' Kozmic Blues Agein Mama!

和訳だと確か コズミック・ブルースを歌う

 

聴いてビックリ!

パワフルで心の奥底をわしづかみする歌声。

でもなんか切なくて、歌詞なんか全然わからないのに涙が出てくる。

どの曲がいいとかじゃなくすべてが良かった。

思わず父に「誰、これ?!」と興奮気味に食いついた覚えがあります。

それからは父に数々のブルースやロックを教わり、

自室では尾崎、時折父の部屋に行き二人でいろんなLPを聞く日々。

こんな親子でしたが、実は仲は良くないんです。

音楽を聴いてる以外はたいがい喧嘩してましたw

家が壊れるんじゃないかってくらいの激しいものも多々。

それでも共通の趣味の音楽の時間だけは休戦して音に耳を傾けていました。

 

父はブルースやロック、母はカントリーやポップスを好んでいて

私はそのハイブリッドと言いますか、

1950~70年代の洋楽は大体なんでも好きという感じに育ちましたw

 

私が中学を卒業する頃、それまでは犬1匹、猫1匹だったのが

犬2匹、猫8匹に増え、ゆっくり音楽を聴く時間が減って両親との会話が音楽より

犬猫についての会話が増えてしまったのが今思えば少し残念だったなと。

案外、父の語るアーティストの逸話みたいなのが面白かったんですよねw

今はネット社会なので自分で調べられますが、私が学生の頃は

テレビかラジオが情報元、あとは物知りさんの語らいを聞くしかなかったんですよw

なので両親が語ってくれるアーティスト逸話等がとても興味を惹かれましたねー

 

ベットミドラーのThe Roseは同タイトルでジャニスの生涯を描いた映画の主題歌として有名ですよね。

父からジャニスの話を聞いていた私は映画を見て泣き、

さらにThe Roseを聴いて号泣しました。

だって私が思い描いていたジャニスがそこにいたからw

 

言い方は悪いが、ジャニスはどうしようもない女だった。

でも、それは幼少時からの孤独と愛し愛されたい欲求の強さからくる魂の叫びが

ジャニスをろくでなしにしてしまったのだと父は言っていました。

 

たくさんの人に称賛されても彼女には無意味だった

身近な人にもっと愛し愛されたかったはず

孤独で過ごしてきたから人との接し方が分からず、人を試すような行動を繰り返し

自分を見捨てない人をひたすら探していた

そんな彼女のきもちとは裏腹に

彼女の奇行に離れていった関係者が大勢いた

それがまた彼女を壊していく

ジャニスの生涯は悪循環でしかなかった

名声は手に入れたけど、失ったものの方が彼女には大きいものだった

それに気付きかけた直後にこの世を去った

彼女は不幸だったんだろう

それでも、彼女の生き様が今まさしく自分たちに魂の歌声として響いている

彼女の人生を憂うと同時にある意味感謝だな

 

ちょっと遠い目をしてこんな風にジャニスを語った父を今でもよく覚えています。

 こんな話を聞いた後の映画だったものだから、ジャニスの孤独に引きずられて号泣w

DVDを買い、今でも時々ローズを鑑賞。

当時ほど泣きませんが、やはり目は潤みますw

 

 

こんな思い出話しましたが、両親は健在ですw

日本海側の田舎で猫4匹に囲まれて楽しくやっているようですw

 

ただ、朝のランダム選曲で当時のことを少し思い出してしんみりしたというか

回顧に浸ってしまいました。